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事の始まりは一つのTwitterからでした。

―どこか旅に出たいと思っているのですが、どこかいいとこありませんか?

ちょっとまあ旅に出たい、というか、あるじゃないっすか、そういうの。オフなんだからゆっくりしとけばいいのにというのは重々承知で、まあ、旅に出たかったんだよ。ベイベ。
この何気ないツイートに対して、いろいろな御返事をいただきました。

・三宅島
・モロッコ
・海を見に行きたくなるよね
・この時期なら京都、近場なら横浜とかもいいよね、水族館とか
・うち(*原文ママ)
・北海道

改めて皆さまありがとうございました。結局、一番インパクトがあったのは、田舎のお袋から来たメール、

・徒歩でお遍路


でした。

まあちょっとみなさんのご意見の場所が遠いのと、即日では帰って来れない事を考えて、あと海いいよね、っていうのをうけて、

・即日で帰ってこれるところ
・原付(マイ・ラバー・スーパーカブ)でいけるところ
・お金がなくても楽しめるところ
・やっぱ海っすかね

以下の条件で5分の熟考の末、ここに行ってきました!!

haneda_1.jpg








HANEDA AIRPORT !!!

というわけで羽田空港に行ってまいりました。

調べたら羽田空港は原付でもいけるんですね。
ビビリな上に警察やさんとこれ以上あんまり仲良くしたくない北川くんは
途中で何回も確認しましたのすけ。

より大きな地図で 原付でもいける羽田空港ルート を表示
きたがわ―こんにちは!
おまわり―こんにちはー
きたがわ―ちょっと道のことでお伺いしたいのですが
おまわり―はいはいなんでしょう
きたがわ―羽田空港に原付で行きたいのですが、大丈夫ですか?
おまわり―えーっと、原付、で
きたがわ―はい!このカブで!
おまわり―えーっと、ちょっと待って下さいねー
きたがわ―はーい

老おまわり登場。

老おまわり―何あんたカブで行くの?
きたがわ―はい、このカブで!
老―あ、そう。多分大丈夫だと思うけど、俺もよくわかんないから、通行表示を見ながら走ってね
俺―え!えーっと、それって大丈夫じゃないですよね?
老―あーそしたらね、あの、この先に××交番あるから、ちょっとそこで聞いてもらっていいですか?
俺―わ、わかりました・・・

というのを計4回くらいやって、結局最後の大鳥居の交番で聞いて

「大丈夫ですよ。けど、
まじで大型車両がバンバン通るから気をつけてくださいねくれぐれも


とのお墨付きをいただき、いざ、羽田へ。

あのね、なめてました。やばかったっす羽田への道路。
こんなのとか
haneda_2.jpg





こんなのとか
haneda_3.jpg








働く車大集合みたいな感じでした。いや、子どもは喜ぶぜこれ。
一番左車線をとろとろ行ってるんですけど、その横をビュンビュン通りすぎていく菅原文太トラックあんちゃん達。
いや、覚悟していたのにこれふらっと横に行ったら間違いなくアボン、、、
みたいな状況を潜りぬけ、ついたわけです。

てか、(車で)行ったことある人はわかるとおもうんですが、羽田、よく出来ている。
haneda_4.jpg










結局ぐるぐるして、ちょっと側道の停めれるところで停車して、
ベローチェのハムサンドを食べて、ああ、潮の匂いがするぜ、とか意味不明なことを言いながら
銀色の飛行機の腹をすげー間近に見ながら、ああ、いい旅でしたと噛み締めて
さあて帰ろうかと思った、次の瞬間でした。
haneda_5.jpg







はいーそうよね怪しいよね、と。

*以下要旨*
・何しにきたの→見学です。
・どこから来たの?→鹿児島県です、あ、出身です。今実家は佐賀県です。最近三鷹市から引っ越しまして、今は杉並区に住んでます。
・免許証見して→あ、はい。保険証はいりませんか?いりませんか、そうですか。
・なんか隠してませんか?→えっ!
・念のためトランク見せてもらっていいですか?→何の念のためですか?
・トランク見せなさい→はい。
・これはなんですか?→これはノーシンです。
・本当にノーシンですか?→はい、本当にノーシンです。

ぶるるるるー

というわけでがちな職質をうけて帰ってきましたのすけ。
といいながら帰りも
環八→産業道路→第一京浜→山手通り→甲州街道
というはたらくくるま大集合★な道路を通ってきたのでした チャンチャン!


<募集>
北川に原付で行ってみて欲しいところなどありましたら、横のメールフォームからぽちっとどうぞ!
条件は
・即日で帰ってこれるところ
・原付(マイ・ラバー・スーパーカブ)でいけるところ
・お金がなくても楽しめるところ
でお願いしまっす!

これこそシリーズ化したいなあ、あと今度はちゃんと写真を撮ろうと思った!
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次のことがざっくり決まる。うーむ、手ごわい。
ちょっと今日はローですよー。読みたくない人はそのまま踵を返してダッシュ!



なんだ、戻れないところまできてるなー、って、毎回思うんだけど、いや、戻る気なんかさらさらないんですけど、
こう、忙殺ってのはこういうことよ、と、休みを完全にぐでんぐでんになってたりするとかんじちゃうのもまた真だよね―ってね。なんのこっちゃ。

自分の手元を何かが離れていくのはいつだって悲しくて、
いや、手元を離れるとか、そういう事じゃないな。
誰かが何かを諦める瞬間を目のあたりにするのが一番辛い。
いや、そういうのってさ、あるじゃないですか、たくさん。
たくさんあるじゃないですか。ねえ。
ねえ、って誰に向かって言ってんだこれ。いや、あなたですよ、あなた。
付いてこい、とはおこがましくて言えなくて、
言ってほしい、って思ってる、ってことも、あ、これは傲慢か。傲慢だな。

焦る必要はないと、先人たちは口を揃えるけれど、
やっぱり焦ってるよ、焦ってる。あ、これももういいや、書き尽くした話だ。

ただただ、自分の力の無さとか、才能の無さとかに幻滅しながら、んー、ってね。
にやにやできる人達がいる。どんなときも。あの根性はマジで身につけたいよな、ってつくづく。
いや、それもこれもないものねだりで、とか。とか。俺は俺でいいんだよ、って。
くそ本当にアレだよ、そうとうぐでんぐでんです。ぐでんぐでん。すげー打ちづらい。
んー、何が言いたい笑

しばらく本番がなくて、自分の名前を出す機会もなくて、それはわかってたことなのに。
ばらばらな意志と本能と策略と夢と、みたいなみたいな。
いいんだよ、って割り切ることすらまだ出来てない。情けねえなあ。

や、これちょっと仕事で落ち込んだから書いてます。元気です。
ロシアに行きたい。最近ロシア民謡にはまりまくってます。あ、今日ロシアにあった。
うーん、寝る!こういう時には寝るに限るんだ!
ぜな!
発信しよう月間、あ、いや、年間、非常に良いペースで来てるんじゃないですか、コレ。
書くことがあんまり苦じゃなくなってきました。いいことだ。

ご縁あって少年社中の天守物語を見に行く。
吉祥寺シアターをおいお前狭いよ、的に使っていていやはやすごかった。
流れが汲めてからは気持ちを乗せるのはとてもスムーズ。
ラストがどん!ってはまると、やっぱりいいよね、って思った。
動ける俳優さんがいっぱいいて羨ましかったです。
今週日曜日までらしいです。ぜひ。

はらひれはれほれ。
うちの次と次の次と、その次と、が、徐々に輪郭を見せ始めました。
まだどんな作品にするかなんてのは全然カオスなのですが、やっぱりいうてちょっとこれまでと違った捉え方をしていくことになるんじゃないかとは思ったり。

そう、件の天守物語の最後で、××××××××××××××(ネタバレ)なシーンがあるんですが、
うん、って思った。
いや、ドンピシャではまったわけではなかったのだけれど、今僕が問題としたいところがそこにあった。
どう、を考える、そういうのもいいんじゃないかって思うけど、
僕ら(敢えて複数形に)はきっとそこじゃないところに連れて行かれている気がするんだな、これ。
悲しいかなでも僕らはおまんまを食べないと生きてはいけないわけで、
そのやり方の上手い下手を考えなくてはいけないのだけれど、
でももうそこにだけ価値が存在しているようには思っていけないのではないだろうかと、ぼんやり思っているんだ。

敗者の弁、がそうじゃなかったことを、きっとたくさん僕たちはすでに知っていて、
ただ、その周りが、何もかもが、虚しいことに怯えている。
もちろん僕もそうだ。
きっとそこから抜け出せるのは、やっぱりコレも自分の力なんだと思う。

もう少ししたら詳細でてきます。
お楽しみに。

信仰の現場、という本当に何回も何回も読んでしまう大好きな本がありまして



一応解説をば。

―信仰の現場、とは?

「何かを盲目的に信じている人にはスキがある。自分の状態が見えていないからだ。しかし、その信じる人達の多くは、日常生活において、そのスキをさらけ出すことを自己抑制し、バランスを保っている。だが、自己抑制のタガを外してしまう時と場所がある。それは、同じものを信じる”同志”が一堂に会する場所に来た時だろう。全員が同じスキを持っているという安心感が、彼らを無防備にさせる。日常生活では意識的に保とうとしなければ「傾いている」と世間から非難される彼らのバランスも、その場ではその「傾いたまま」の状態で「正」であるという開放感。肩の荷をおろしたように無防備に開放されるのである。」 ナンシー関「信仰の現場」より抜粋

で、この「信仰の現場」に、著者自身が突撃して取材する、という趣旨のエッセイで、これを読んでもらうとまだまだ足元にも及ばないのですが、(如何せん小劇場がヘタをこくとこの題材に選ばれそうな気すらしてくるから。)
この間僕もたまたまこの「信仰の現場」を発見したので、ちょっと聞いてよ!的に紹介させていただければ。

これは、完全に事故だったのだが、たまたま(ちょっとこのへんはぼかしぼかしでいいですか)訳あって、詩吟の、なんだ、新しい流派の旗揚げ(にしては第三回なんだよな)の詩吟大会的なところに行くことになりました。

いや、日本は高齢化社会で医療費を始めとする社会保障費が増大するのに対していまだ有効な善後策が見つかっていない昨今であるが、いや、そんなのアレだよ。大丈夫だよ、って思うくらいのお年寄りパワー炸裂。会場内、きっと俺だけだったと思う20代。思うじゃない、まちがいない。でてる人にはチラホラと若い人の姿もあったのだけれど、客席にいたのは間違いなく俺だけじゃないかと思うんだ。がどうでしょう先生。

これしかも、開始が9時半で(もちろん朝の)、終わったのが18時半。計9時間あまり、わたくし詩吟の世界に没頭してまいりました。いや、もちょっと詩吟の素養があったなら楽しめただろうが、って書くといかにも楽しめなかったようだけれど、実はスットコドッコイ、楽しめたのである。プログラムもよく練られていて、詩吟のあとは剣舞だなんだと、あれよあれよという間に時間が過ぎていく。しかも入場無料。最後のほうなんか、やっぱ家元は違うねえなんていうのに不覚にもそうだな、と思ってしまった次第。次は詩吟か。

一緒に行った(語弊があるな、拉致された連れていってもらった)御仁の言で「最近はやっぱり(詩吟は)若い人からは見向きもされないから」って言われたのだが、そんなことない。と思う。回し者か。

あ、そうそう北京蝶々の森田祐吏が詩吟が得意と言っていたので、みなさん今度彼にぜひやってもらいたいものですね。

あー、こんどはちゃんと何が面白かったのかを調べておこう!!だめだ、全然足元にも及ばなかった!
というわけで、北川版信仰の現場、シリーズに出来たらしたいところですが、いや、なんないかもな、これ。
ビックリするくらいの青空。風がワオンワオン言うてますけど、カラッとしててビックリする。

以前九州に住んでいたときは、台風が来るのは本当に日常茶飯事だったので、こっちにきてから台風への備えの大変さにびっくりしたりする。

鹿児島は特に台風がよく通るというか、まずはここから、みたいな雰囲気さえあったから、だいたいどんな、中心気圧が950を下回っても学校はあったし、だいたい市電は動いていた。
うちの高校は、市電が止まったら休校、という都市伝説なのかほんとなのかよくわからないようなルールがあって、でこの「市電が止まる」ってことは本当にビックリするくらいなくて、だいいち線路が流されてしまった時も翌日から営業していたらしいから、そりゃあ止まんねーよ思ったものだった。

なんだ、ビックリするくらい空が青くてはーっ、ってなるねこりゃ。

東京に出てきて、台風は忌むべきものになった。
電車すぐ止まるし、劇場に入ってる時に台風なんか来ようものならそれはそれはお客さんは減るし、
あとなんだ、夏になるときにくる、っていうよりは秋から冬になっていくときにくる、っていうのがなんとなく触感としてあって、台風がいったあと、生ぬるい湿気をたっぷり含んだ風が行ってしまうと、今度は冬のひんやりした空気に変わったりして、寂寥、っていうのがぴったりな、そんな台風。お付き合いの仕方も大分変わってしまった。

アレはいつだったか、まだ学生劇団にいた自分のことだった、台風の日に部室に止まったことがあった。
今の部室はプレハブの、電気も通っていて、なんと地デジも見れるらしいような小奇麗な奴になってしまったけれども、当時は震度4が来れば出たほうがいい、みたいな。雨が降ればだいたい雨漏り、しょっちゅう停電、みたいなとこだった。それはそれで愛着があったのだけれど、まあなんていうかめちゃくちゃだった。喰ったそばからカップラーメンのカップが天井に貼られ、たまったやつが下の畳に落ちて大惨事、なんてのもあった。いい部室だった。名前を漠、といった。

先日佐戸井さんとご一緒させていただいたときにたまたまこの部室の話になった。

「もう取り壊されたんです」
「そう・・・」

なんとも言えない気持ちになった。

演劇のことは最初だいたいあそこで学んだ気がする。今どこが面白い、あそこは駄目だ、今度は何をやろうか。大学の時のことを思い出すとき、あの薄暗い、かび臭い部屋の絵面が一番に浮かぶ。今もそういう話がされてるといいなあ、と切に思う。

とか、台風が行った日に思い出してみたのでした。
よし、打ち合わせに行ってきます!!
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キタガワダイスケ
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