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こっちは昔のブログです。。。
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おかげさまで無事に悪い芝居「キョム!」初日を迎えることができました。
御覧頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そしてちゃっかり誕生日でした。誕生日初日。いろいろ思うところはありつつ。

ちょっとだけ。

初日、っていうのはこれまでいろいろごちゃごちゃ考えてしまっていたのですが、
今回は本当にぽん、っと、ぽんっと、出てきたみたいになりました。
もちろん自分の至らなさやダメさは全部棚にあげてしまっていますが、
そうだよ、全員でつくる、っていうのはこういうことだよ、と。
座組の誰一人、初日の船に乗り遅れない状態で、キョム!は航海をはじめることができました。

そうそう、生まれて初めてダブルコールをもらいました。
駅前のバラさんが飛び出していったあの背中をみてから二年、
そこに立つことができました。立たせてもらいました。
勝手に震えていました。皆様に感謝。ありがとうございます。

物語はそこにできていくもので、ただ僕たちは切実にそこに立つだけが仕事です。
共演者に最上級の敬意を持って。
ぼくはあなたたちに立たせてもらっているのです。

最後に、壁からこそっと豪速球を投げるみたいにつぶやいてみる。

関西のみなさま、はじめまして。
カムヰヤッセンの北川と申します。

精華小劇場で、あなたのお越しをお待ちしております。

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精華演劇祭2010 AUTUMN/WINTER参加

京都芸術センター製作支援事業
悪い芝居vol.11『キョム!』
作・演出 山崎彬


芝居を観よう。芝居を観よう。どうせ観るなら「悪い芝居」を観よう。
日常生活ん中、潜む芝居じみたモノたち突然、肩ポンかれる。
HEADフォン愛マスク渡され、装着。手ひかれ車乗せられ、ワープ。
も一度肩ポン叩かれ、HEADフォン愛マスクはずすと、そこは小さな劇場だった!
見ず知らず、芝居じみたモノたちの、劇場生活なれの果て。
それが今回の悪い芝居。
劇場を出た糞爽やかな青空に(夕空に)(夜空に)(曇空に)浮かぶのです。
「キョム!」が。

ありのままを出します。ので、観にいらしてください。
聖夜。謹賀新年。さんきゅ。

出演:植田順平 大川原瑞穂 進野大輔 西岡未央 山崎彬 
浅田奈緒子(ドキドキぼーいず) 池川貴清 太田綾香(トイガーデン) 大原渉平 
北川大輔(カムヰヤッセン) 谷井佳輔 名越未央 宗岡ルリ

■大阪公演
【会場/地図】
なんば 精華小劇場


大きな地図で見る

【日程】
2010年12月18日(土)~26日(日)
18日(土) 19:00
19日(日) 15:00/19:00
20日(月) 19:30
21日(火) 19:30
22日(水) 休演日
23日(木) 15:00/19:00
24日(金) 15:00
25日(土) 15:00/19:00
26日(日) 15:00

全11ステージ

■東京公演
【会場/地図】
下北沢 駅前劇場

地図

大きな地図で見る

【日程】
2011年1月14日(金)~16日(日)
14日(金) 19:30
15日(土) 15:00/19:00
16日(日) 15:00
全4ステージ

■料金
一般 2500円/学生 2000円
※当日券は500円増
中高生 3人1組で3000円

■予約
WEB http://ticket.corich.jp/apply/23912/023(大阪公演)
http://ticket.corich.jp/apply/23911/022(東京公演)
から、ご予約できます!!

その他詳細は特設サイトhttp://waruishibai.jp/kyom/(携帯可)にて。
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もうこんなに放置するならブログなんてやめちまえと言われました。北川です。

やわらかいヒビ、初日、二日目、三日目と終わりまして、
劇団初の休演日です。いやはや。
なんて贅沢な。ありがとうございます。

さてさて、

公演の途中にブログをあげる、というのはなかなかリスキーでして、
いや、頭がちゃんと冷静になってりゃあそりゃいいんですけど、
なかなかカオスな状況であることがままあって、
そういう時にはもう何を書けばよくて何をかいたらあかんのか、ってのが
まあダメになっちまってるわけであります。

とかいいながら、今回の作品の話をする気まんまんです。

いたるところに書いているんですが、
もう本当にボロッボロになっちまいました。
劇場入るまでもだったんですが、
入ったあとも、まあなんてこんなに色色あるものなのね、というか。
こっから先は書かない方がいいバイアスがかかったみたいです。はい。

とはいえ。

作品は初日を開けてしまうと役者のものになってしまうのですね。
演出はもちろん毎ステージ見て、
細かいところの補正であったり修正であったりをするわけなんですが、
今回ほど役者のものだと痛感した公演もまあ珍しいというか、

ちゃんと書こう。

演出家というのは、概して無力なことがとても多いのです。
誂えるまでしかできません。英訳すると
Director only wants players to do their best work.ってなところですか。
なんで英訳したかは知りません。
文法が苦手なのでちゃんとしてるか自信がないのですが、"want"は"believe"でも可です。きっと。
まあでも幕が開いて、今回僕は出ていないので客席から見ているわけですが、
それを見るときにもうなんにもできないわけですね。
今回は劇場も大きいので本番中に舌打ちをして役者に調子の善し悪しを伝えてあげることすらできません。
(普通はしません)

嘘偽りのない僕の信条として、
芝居が面白い時は役者のおかげ、ダメなときは演出のせい、
っていうのがあります。
偽善者みたいですが、全くもってそうだと思ってます。
たまに「演出はいいが役者が(逆もある)」みたいなことを書いてるのを目にしますが、
笑止千万、そもそもディレクションの効いていないものなど
(事故や神の降臨などを覗いて)
一切舞台上には乗っていないはずなのです。ええ。
だから、ダメなときはぼくを責めてもらうのが手っ取り早いです。
ぼくの演出がうまくいっていない結果が、役者が舞台上で失敗しているのです。

だから、役者さんにはすごく多くを求めてしまう。
ぼくは巷で聞く「怖い演出家」からは100歩も200歩も遠いところにいるので、
役者を怒る、というのが苦手です。
怒ってどうする、そこに至れなかったぼくの采配ミスなのです。
ただコレが、どうも、ええ、もう、なんていったらいいんですか、
初めてです、こんなに削られていく感触は。
折れて、立てて、折れて、立てて、の繰り返しです。はわわわわわ
本音を言えばチキショ、テメのシーンの稽古にどんだけエネルギー注いだんだおいこら
しっかりやれや、って言いたくなるんですけど、まあ言っちゃうんですけど、
それでもそういうのは勝手に伝わっていくもんだと思ってますので直に言葉にはしません、
と思ってたんですが、そうそう伝わらないことも多いようです。
というのが今回の一番の、現時点での感想な気がします。

まあ何が書きたかったのか随分ぼやけてしまっているのですが、
突発的にそんなことを書いてみちゃいました。
あとは、とにかく一人でも多くの皆様に見ていただけたら、と。
そればっかりです。

役者14人、スタッフ20名弱が奮闘しています。
ぜひぜひ、お見逃しのないようにご予約くださいませ。

最後に。
映像をいつも撮ってくれている(今回は衣装もやってもらってます)
飯田くんが、今回のダイジェストを(もう!!)作ってくれました。



ぜひぜひ、劇場でお待ちしております。

次の芝居の構想を練っている。
小難しく考えるところに、むしろもっともっとコミットしていこう。

  私はアルファでありオメガである。
  最初の者であり、最後の者である。
  初めであり、終わりである。

ヨハネの黙示録の最後の章にある言葉。

終わりに対する希求心は
人間の根源的な欲の一つな気がする。
まあ最後は
「わたしはすぐに来る」
というイエスの言葉で結んでいるのだけれども。

僕日記のときに最後まで問うた
「何が人を生かすのか」
という問いに、さあ、もう一度挑んでみようと思う。

区別しようとする心も、
所詮は
自己認識(およびその確立)のための
エクスキューズにすぎないのだ、と思い始める。
自分は特別でありたい、
という
選ばれた人間でありたいと思う、
そんなのも全てが、
自分という存在を規定してほしくてたまらない、
欲にまみれている。
一切合財肯定したいけれども。

自己の特殊性を認めようとすればするほど
取るに足らない、卑小な、
人間(もはや一生命体と言ってもいいかもしれない)
というカテゴリーの普遍性・一般性ばかりが目につくようになる。

逆に、
その普遍性に何かを頼ろうとしてしまう、
誂えてしまうとき、
今度は自己と他者の境界の深さを目の当たりにしてしまう。

そんなシーソーのような不安定な中で、
それでも人は希求する。
自分が何であるのか、
自分はどこへ向かっていくのか、

「個体の保存」という生命維持の第一義の本当の意義を、
同時に無条件な「生」の肯定を、
一度疑うところにこそ、
この物語の始まりは生まれうるのだと考える。

それでもやっぱり書いてしまうんだろうな、

「わたしはすぐに来る」

次回はこんな話にしてみようかなんて考えています。
書きたいことを、書こうと思います。


とまあ、クロムモリブデン、絶賛稽古中です。

タイトルがどうしても「贈る言葉」にみえて
アンチ武田鉄矢派としてはいまいち気に食わないのですが。
とかいうとたっちゃんに怒られるか。
てかタイトル変えればいいじゃん。みたいな。

とにもかくにもクロムモリブデン、稽古の日々です。
僕以外皆さん先輩、という中でやらせてもらっています。
落ち込むことも多いけど、おいら元気です。
馬鹿か。

さて。

言葉の問題について、
もっといえば演出家が稽古場で語る言葉の量について、
考察をめぐらせて見た。

あ、でもこれきっと
座組に集まった役者の力量にもよるし、
もはや
思想の問題な気もするので、
今日は書かずにいようと思います。

何じゃそりゃ。

うーん、
落ち込むこともあるけれど、おいら元気です。
馬鹿か。

広田さんの初日のだめだしをものすごく気にしている。
野田君芝居うまいなあ、とDVDを見て改めて思う。
遠藤さんにきちんと連絡を取らねば。ありがたやありがたや。
企画書を完成できずにいる。オーディションの最後をつめ切れていない。むずかしーぞー
前原君明日メール返します。
ごみ掃除ヤだなあ。
ぶたや相変わらずうまい。荻窪じゃなかったらもっと行くのに。

思い巡らせるままに、書き散らしてみるの巻。
ハナト君はどうやって暮らしているんだろう。
めっちゃん、めっちゃすき。
おじょうと芝居の話がしたい。
チヒロさんと飲みに行きたい。

ああ、話したい人がいっぱいだ。

そうじゃない人もいっぱいだ。

言葉が散文的にぶぁぁぁぁぁぁとあふれ出す時期だ、そう時期だ。掃除機。

台本とにらめっこしてたら
こんな時間になりました。

山に入ったのか、果たして。

初めて芝居を見て吐き気がする。作品に、というよりは作品の向こうにいるひとりに向かって、なんだけども。

いつまでたっても誰かと比べてしまう。勝ち負けを考えてしまう。自信とかなんだとか、そんなものがあれまあ簡単に打ち砕かれる、って砕かれるほどのものじゃないくせに、怯えてしまう。

イライラして、がっくりきて、目の前が真っ暗になる。

難しいよ。
ひたすら難しいよ。
投げる言葉はそのまま自分の飼い太らせた臆病な自尊心ゆえなのだ。

もうなにも分からない。


誰かにあいたいのに、
誰にもあいたくない。
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キタガワダイスケ
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男性
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