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次回公演の話である。

ここんとこ、自分の手の届く範囲の物語(と言うよりはもはや自分自身の話)を
ずっと書き続けてきたのだけれど、
僕は多分もっと、他人を見た話を書かなきゃいけない気になっている。

なんだか、自分の話を書く事の脆さ、危うさを感じ始めている。
なんだか、自分の領域の狭さをひしひしと感じている。
自分の語彙の少なさ、表現方法の乏しさ、思考経路の単調さ。

もっと他人を、というと変な話なんだけど、
他人の語る言葉に、もっと敏感にならなくっちゃいけないんだ。
誰だってそうなのかもしれないけど、
他人の発するメッセージは(言語、非言語に限らず)
結局のところ自分の言語体系の中で処理されてしまう。
他人の言語体系(ないしは思考体系)をインポートすること
(究極的には不可能でもあるし、
ちょいと拝借、みたいなのとも、僕が考えているのはきっと違う。)
は、それはそれは大変なことなんだろうけど、
本当はそのための努力をし続けなくっちゃいけないのじゃないかしら、って思う。

本当に他人のことは分からない。
だからこそ、他人を想像し続ける努力を、
僕は怠ってはいけない。

他人が自分の中に入ってくることへのヒステリックなまでの恐怖。
その裏返しの、入ってきた人への執拗な執着。

その意地汚さと浅ましさ、みたいなものを、
次の公演では書きたいと思っている。

閉じた世界で「それが正解だ」と思っている人に、
ふとした他世界との衝突は、それが正解でないことを突きつける。
それでもその「正解」というもの、に、しがみつこうとする人々の、
滑稽で危うい話をしようと思います。

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