こっちは昔のブログです。。。
クロックスがチュッチュッ、と嫌な音を立てている。
さっきの曲がり角を曲がったのが間違いだったのかもしれない。
雨は止んだが風があるので、木の葉の上にあった雨雫が煽られるたびにざっと地面に落ちてくる。
温度はそんなに下がらなかった、から、降った雨は霧になって、街灯の周りにはぼうんやりした環ができている。
もう結構歩いた気がしている。
森はゆっくりと息を吐いたりすったりしながら、時折くだんの雨を降らしながら、
きっと道を間違えてしまった僕を飲み込んでしまっている。
後ろを振り返ってみるとそこに轍はなく、そのあと前を向いてみてもまた同じく、道らしきものはなくなっている。
光がないと色はない、とはまさにこのことかと思い知る。
光を失った夜の黒さは、どの絵の具を使っても色にできない真っ黒である。
汗が背中を冷たくし始めた頃、ようやく先に赤橙色の道が出てきて、ようやく森が僕を吐き出す。
霧がかった重く冷たい空気は留まったまま、そこを動こうとはしない。
雨は止んでいる。森も、息をするのをやめている。
道はどうやらとても大きなものだったらしく、東京を離れるトラックがスピードを上げて去っていく。
途中で何回か赤い回転灯を点けたパトカーが向こうに行ったり、こっちに来て過ぎ去ったりしている。
道の真ん中で立ちションをして、湯気が出て、身体がいっそう冷えて後悔する。
森を歩くときは前を見る。
道を歩くときは下を見る。
ずんずんずん。ずんずんずん。
と、
ふっと視界が開けると、どうやらここはちょっとだけ小高くなっているらしく、
谷と、そして向うの斜面に明かりが見える。
霧はますます幅をきかせていて、海になっている。
海からたまに魚がはねたりしていて、遠くの家の明かりは、漁火に見える。
磯の匂いがしない、森の中の海がある。
気づくと僕は中央線に乗っていたので、そのまま帰ることにした。
電車の中はもっと寒かったので、そこに生えていた枝を燃やそうと思ったけど、
雨で湿っていたので火は点かなかった。
っていう夢を見ましたなう。
変な時間に起きてしまった!
さっきの曲がり角を曲がったのが間違いだったのかもしれない。
雨は止んだが風があるので、木の葉の上にあった雨雫が煽られるたびにざっと地面に落ちてくる。
温度はそんなに下がらなかった、から、降った雨は霧になって、街灯の周りにはぼうんやりした環ができている。
もう結構歩いた気がしている。
森はゆっくりと息を吐いたりすったりしながら、時折くだんの雨を降らしながら、
きっと道を間違えてしまった僕を飲み込んでしまっている。
後ろを振り返ってみるとそこに轍はなく、そのあと前を向いてみてもまた同じく、道らしきものはなくなっている。
光がないと色はない、とはまさにこのことかと思い知る。
光を失った夜の黒さは、どの絵の具を使っても色にできない真っ黒である。
汗が背中を冷たくし始めた頃、ようやく先に赤橙色の道が出てきて、ようやく森が僕を吐き出す。
霧がかった重く冷たい空気は留まったまま、そこを動こうとはしない。
雨は止んでいる。森も、息をするのをやめている。
道はどうやらとても大きなものだったらしく、東京を離れるトラックがスピードを上げて去っていく。
途中で何回か赤い回転灯を点けたパトカーが向こうに行ったり、こっちに来て過ぎ去ったりしている。
道の真ん中で立ちションをして、湯気が出て、身体がいっそう冷えて後悔する。
森を歩くときは前を見る。
道を歩くときは下を見る。
ずんずんずん。ずんずんずん。
と、
ふっと視界が開けると、どうやらここはちょっとだけ小高くなっているらしく、
谷と、そして向うの斜面に明かりが見える。
霧はますます幅をきかせていて、海になっている。
海からたまに魚がはねたりしていて、遠くの家の明かりは、漁火に見える。
磯の匂いがしない、森の中の海がある。
気づくと僕は中央線に乗っていたので、そのまま帰ることにした。
電車の中はもっと寒かったので、そこに生えていた枝を燃やそうと思ったけど、
雨で湿っていたので火は点かなかった。
っていう夢を見ましたなう。
変な時間に起きてしまった!
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