稽古の日々です。
今日は演出助手の中川君を連れていきました。
さっぱりしたいい奴でした。
同郷の出身なのですが、彼の方が何倍も薩摩隼人の号にふさわしい気がします。
今回の稽古場にはすでに中川さんがいらっしゃったので、
演助中川君の方を何と呼ぶか、ってことになったのですが、
ぶなんに「しんたろー君」になりました。

さてさて。

目から鱗がぼっとぼとな日々です。
責任を持って舞台に立ちたい。少なくとも自分の半径ンｍくらいは。

こまごましたことにイライラしてしまうのは
自分のキャパシティのなさだとばかり考えていたのだけれど、
むしろそれが自分の正義ならば、
それは恐怖から身を守るための正当な手段だと考えるようになった。
要はチキン、ってことなんですが。

チキンを高楊枝しても仕方ない、
ならそのケツの穴の小ささを、
もっときちんと受け入れるべきだと思った、のです。

ネガティブにとらえるばかりでない、
現状をきちんと把握すること。
広田さんに昔言われたことを噛みしめる。

そこから始めないと意味がない。
なんて。
考えてみたりしたのです。

しんたろー君があまりに潔くて、
自分の卑しさみたいなものが、すごくよく見えた今日でした。

明日も頑張ろうと思います。